女性専門治療院【鍼灸・マッサージ院】
曙橋レディース鍼灸治療院ひびき
〒160-0006 東京都新宿区舟町15
都営新宿線曙橋駅 A1出口より 徒歩1分
営業時間 | 9:00~21:30 |
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定休日 | 不定休 |
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◆時間外の施術可【すべて完全予約制】
遅い時間(22時以降)の施術可
早い時間(9時以前)の施術可
ばね指は、更年期の女性によく見られる症状の一つです。
この記事では、新宿区曙橋の鍼灸治療院の院長がばね指に対する鍼治療の効果や更年期との関係、原因、治療方法や自宅ケアなどについて詳しく解説しています。
ばね指とは腱鞘炎の一種です。
指を曲げる動作は骨に付いている腱が腱鞘という腱の浮き上がりを抑える働きをするトンネルの中を動いて初めて指が動きます。
ここに過度の摩擦が加わることで腱や腱鞘に炎症が起きて、そこが腫れることで通過障害を起こした状態です。
指を伸ばす時、腱が腱鞘に引っかかり「カックン」と弾ける感じがするので弾発指(だんぱつし)とも言われます。
東洋医学の鍼灸の治療法は、経絡と呼ばれる体内を流れるエネルギーの流れを整えることで、身体の調子を整えるものですが、ばね指に対する鍼の治療も同様です。
主に、手の経絡を中心に刺激し全身の気血水のバランスを整えることで、ばね指を改善していきます。
鍼治療では、患部周辺の経穴や、全身のバランスを整える経穴を刺激することで、身体の自然治癒力を高め、血流や神経の働きを改善することができます。
鍼だけではなく、お灸を使うこともあります。
鍼や灸の刺激により、筋肉の緊張を改善し、血流の促進で痛みを感じさせる発痛物質を取り除き、痛みの箇所だけでなく全身へ栄養や酸素が運ばれるので、つらい症状の回復を促すことができるのです。
更年期の女性のばね指はよく見られる症状の一つです。
指先が硬直して曲げ伸ばしが困難になるため、日常生活に支障をきたすことがあります。症状には痛みや不快感を伴うこともあります。
痛みが出ると家事をこなすにも、仕事をするにも不便でつらいですよね。
では、なぜ、更年期になるとばね指の症状が出るのでしょうか?
更年期になるとばね指になりやすい理由は、女性ホルモンの分泌量が減少するため、骨密度の低下や筋肉量の減少など、身体の変化が起こるからです。
ホルモンバランスの変化によって、手指の筋肉や腱の弾力性が低下し、ばね指を引き起こすというわけです。
また、過度の運動、手ゆびの過剰使用、ストレスなどがばね指の原因となります。
更年期の女性はばね指になりやすいため、予防や早期治療に努めることが大切です。
症状が現れたら、無理をして悪化する前に早めに適切な専門家の治療を受けることも重要です。
このページでご紹介している鍼灸の治療もその一つですが、他にも運動療法、重篤な症状の場合は手術も検討される場合があります。
ばね指の予防に関しては、日常生活での過度の負荷やストレスを避けることが予防につながります。
次の章では自宅ケアについて紹介していきますが、ばね指の症状が出る前からケアをすることも予防につながりますから参考にしてくださいね。
自宅でもできるケア方法を紹介します。
すべてできなくても大丈夫です。取り組みやすいところから試してみてくださいね。
ばね指は指の腱そのものや腱が通る腱鞘に炎症が起きることで動きにくくなる症状です。
ですので、ご自分でできる範囲の指のストレッチが有効です。軽症であれば良くなっていくことも多いですし、予防にもなるでしょう。
女性ホルモンのエストロゲンは関節や腱、腱鞘の腫れを抑える作用があるのですが、このエストロゲンが減ることでばね指の症状が出ると言われています。
そこで、ばね指の自宅ケアや予防では、エストロゲンとよく似た働きをする成分のエクオールの摂取をおすすめします。
例えば、エクオールは大豆食品に多く含まれているので、普段から意識して大豆食品を摂ると良いです。
ただし、日本人の半分は大豆食品をとっても体内でエクオールを作ることができないと言われているので、「大豆食品を意識して摂ったけれど効果がわからない」という方は、もしかしたら体内でエクオールを作れないのかもしれません。
その場合には、エクオールのサプリメントがありますので利用してみるのも良いでしょう。
エクオールを体内で作ることができるかどうかは検査すれば分かるので、気になる方は確認してみてくださいね。
ご自分でお灸することもケアとして有効です。
お灸には痛みや炎症の緩和が期待できます。
ただし、炎症が強い時はまず冷やしてくださいね。
ばね指に使う鍼灸のツボとお灸の方法
治療院では、症状に合わせてお灸をするツボを選びますが、ここではセルフで簡単にできるお灸のツボとお灸の方法をお伝えしますね。
まず、ご自分でやるなら、「まさに痛いところ」にお灸をしましょう。
痛いところにお灸をするのが最優先です。
そして、ツボを使うなら「労宮(ろうきゅう)」が見つけやすいのでおすすめです。
労宮は、手のひらの中央より少し上に位置して中指と薬指の骨の間にあります。
手を握った時に、中指や薬指の先端が手のひらに触れる部分が労宮の位置です。
他には、手をたくさん使っている場合には腕や肩などの凝っている部分にして、血流を良くしてあげると良いでしょう。
痛いところだけでもいいですが、女性は仕事だけでなく家事などでも日常生活でかなり手を使うことが多いです。そのため、腕や肩などにお灸をすることもとても有効になります。
それから、お灸をする時は、熱いと感じたら我慢しないでお灸の位置をずらしましょう。
我慢していると低温やけどを起こす可能性がありますから、心地よい程度の温かさでお灸をするようにしましょう。
ばね指は指の使い過ぎが原因になっていることが多いです。そこで、指の負担を減らす工夫をしてみましょう。
例えば、家事をする時に、指に力を入れなくてもものが握りやすくなるような滑り止め付きの手袋をしたり、指や手のサポーターを使ってみるのもおすすめです。
病院に行くと「安静にして使わないように」と言われることが多いです。しかし、女性はお仕事の他にも家事などもありますので、そもそも安静にするということがなかなか難しいと思います。
安静にすることはなかなか難しいですけれど、できる範囲で指の負担を減らすことを試してみてくださいね。
当院では、ばね指だからと言って指だけに治療するわけではありません。
もちろん痛みを起こしている指やその付近に鍼やお灸を施しますが、腕の筋肉はもちろん、腕全体の疲れをとるように施術します。
さらに言えば、腕は肩甲骨につながっていますから、肩甲骨周りや背中の筋肉にも鍼やお灸をして、身体全体のこりや疲れをとります。
どこに鍼やお灸をするかはその方の姿勢や普段の身体の使い方、その方が抱えている背景などによって異なってきます。そのため、お話を聞き、お身体の様子を見てどこに鍼やお灸をしたら良いか見極めて施術を行います。
例えば、悪い姿勢から腕に負担がかかり、そこから結果としてばね指になることもあります。
このような場合には、その悪い姿勢は心理的ストレスが原因になっていることもありますから、心を楽にすることにも配慮しながら全身の治療を行っていきます。
また東洋医学から見たとき、気血水のバランスが崩れて起こることが多いです。当院では筋肉だけでなく、この気血水のバランスを整えて治療を行っていきます。
ばね指は、更年期の女性にとってはよく見られる症状の一つです。
この記事では、新宿区曙橋の鍼灸治療院の院長がばね指に対する鍼治療の効果や更年期との関係、原因、治療方法や自宅ケアなどについて詳しく解説しました。
自宅ケアはばね指の改善に有効な手段ではあるのですが、万が一症状が長引く場合には医療機関での治療も検討してみてください。
新宿区曙橋にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。
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